今回はケニアのモバイル送金&決済サービス「M-PESA(Mペサ)」に関して、紹介します。
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モバイルマネーM-PESA
ケニアを代表する通信企業のサファリコムと南アフリカのボーダコムの両社が設立した合弁企業によって、M-Pesa(エムペサ)は開発されました。
アフリカ最大のモバイル決済プラットフォームであるM-Pesaは、2007年にサファリコムによって立ち上げられてから、ケニアから始まり東アフリカ全体を制覇した後、西アフリカやエジプトにも進出し、利用者は約4000万人に達しているそうです。
どのような仕組み?
スマホやガラケーにチャージした通話料を、そのまま通貨のように使うというモデルです。
サファリコムのショップや代理店は、ケニアのショップやデパートなど至る所にあります。
日本の通信キャリアのショップのようなイメージですね。
M-PESAを利用したいと言う旨を伝えれば、基本的にはショップにいるスタッフさんが丁寧に対応してくれるので、英語を話すことができれば導入に大きな問題はありません。
店舗で案内してもらった導入方法としては下記の順番です。
①端末、またはSafaricom(サファリコム)のSIMカードを購入
②購入の際にまずプリペイドで通話料をチャージ
③チャージ確認メッセージを新しいケニア電話番号にSMSテキストで受信
④利用開始
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筆者が使ってみた感想
便利!
- 番号だけで手軽に送金ができる!
- クレジットカードや口座がない外国人でも、現金からチャージできる!
- ケニア内はどこでも使えるため、モバイル決済方法が店舗により異なる日本のような心配がなく、どこでも決済可能!(道端の市場やホームレスへの募金としても使えたのは驚きでした)
- プリペイドなので基本料金が要らない!