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環境

  • 2022年11月22日

ナイジェリア🇳🇬 ゴミを服に変えるサステナブルな取り組み

ゴミからできた服のトラッションショー開催 ゴミやリサイクル素材を身につけてランウェイを歩く若手モデルたちが集まったが見られました。ナイジェリアのラゴスで毎年開催されているトラッションショーの2022年版に、若手モデルたちが参加しました。トラッションショーとは、「ごみ」という意味のトラッシュ(Trash)からできたショーを文字ってTrashion Showを指しています。 このイベントは、クリエイティブなファッションデザインを称え、ゴミの削減と持続可能性を推進するものです。 2012年にトラッションショーが開始されて以来、普段ゴミとして捨ててしまうようなものから作られた衣装を着て、ランウェイを飾っています。 グリーンフィンガーズ・ワイルドライフ・イニシアティブ(The Green Fingers Wildlife Initiative,)は、寄付金運営の非営利自然保護団体で、より良い環境のために若者と一緒に活動しています。 創設者のChinedu Mogbo氏は、今ただファッションショーをしたいのではなく、子供達の未来のために、トラッションショーを開催していると答えています。 私たちは環境破壊による被害を目の当たりにしたからこそ、自分たちが安全に暮らせる環境がないことをすでに心配しているのです。 環境活動家は、より良い、よりきれいな環境を求めて、ティーンエイジャーと協力して活動しています。 環境活動家は、より清潔な環境を求めて10代の若者たちと協力し、地域社会や排水溝・海岸などで定期的にゴミ拾いを行っています。こうして集められたプラスチックは、ファッションショーで使用する生地の材料として活用されます。 ゴミ処理の管理 ラゴスでは、歴代の政府や民間企業による様々な取り組みが行われてきましたが、ゴミ処理に関する問題は依然として残っています。 2,500万人の人口を抱えるラゴスでは、毎日少なくとも1万2,000トンのゴミが発生していると当局は発表しています。 グリーンフィンガーズ・ワイルドライフ・イニシアティブは、若い活動家やモデルと協力し、一度に一つのコミュニティで、できるだけ多くのプラスチックをリサイクルすることを目指していると言います。 今年のTrashion […]

  • 2022年11月19日

ケニア 炭素吸収源である土壌が減少

土壌は、CO2の吸収に大きな役割を果たすというのに、乱用することにより失われてしまう資源です。 気候変動、干ばつ、違法伐採、強引な農法、家畜の過剰な放牧などにより、土壌は驚くべき速さで侵食され、悪循環に陥っているのです。 40年以上にわたる長期の干ばつ、そして5回の雨季が失敗に終わったことで、東アフリカ全域で多くの牛や野生動物が死んでしまったのです。 何十万人もの人々が、迫り来る飢饉に直面しています。 しかし、気候変動の影響を緩和するための炭素貯留において、土壌が重要な資源であることに注目している人はほとんどいません。 ナイロビ大学LARMAT学部の土壌科学者であるチャールズ・ガチェネ氏は、「土壌に含まれる炭素は、大気中の二酸化炭素の2倍に相当する」と指摘しています。 植生に含まれる二酸化炭素の3倍であることから、この土壌有機炭素プールの重要性はすでにお分かりいただけると思います。 減っていく資源をどう守るか? 積極的な農法、家畜の放牧、違法伐採、さらには爆発的に増加する人口に対応した住宅やインフラの建設によって、土壌の構造は急速に破壊され、CO2は大気中に放出されています。 今、私たちはどのようにこの土壌を守ればいいのでしょうか? もし今、耕作を始めたら、土壌を維持・回復するための持続可能な土地管理をしていないことになり、最終的にCO2という炭素を大気中に放出することになるのです。 South Eastern Kenya Universityの地質学者は、より多くの木を植えることは、2つの面で有益であると述べています。 「私たちがすべきことは、この水が土壌を洗い流してしまうので、流域を保護すること、そして木を植えることです」と、Steven Okoth Owuorは言いました。 地質学者によれば、木の根が溝を流れる水の速度を遅くするので、土壌浸食を減らすことができるのだそうです。 次に、木が炭素を吸収し、大気中に放出されるのを防いでくれるのです。 […]